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他人と比較することに意味はあるのか 石田ゆり子さん『セ・ジョリ ここちいい毎日』

こんにちは!1週間振りです。

皆様は他人と比べて「ああ、自分はここが劣ってるな」とか感じることはあるでしょうか(その逆で秀でてるな、もあるかもしれません)?

私は特に今までの仕事で、あの人は仕事の飲み込みが良いなぁなそれに比べて自分ときたら、と劣等感を抱くときがありました。

「劣等感を楽しめ!」とか「劣等感をバネにする!」と言う人もいますが私はその境地にはなれない…。

そんな時に女優の石田ゆり子さんの『セ・ジョリ ここちいい毎日』を読みました。

ちなみに「セ・ジョリ」はフランス語で「可愛い・素敵」という意味らしいです。前半は美容のことが書いてあるのであまり熱心には読みませんでしたが後半は石田さんの考え方がユニークで何度か読み返しました。

特に、上述の「他人と比較すること」に関しての石田さんの考え方は興味深かったです。結論から言うとよく言われる「他人と比較することにあまり意味は無い」ということなのですが、なぜ石田さんはそう思うのかの部分が関心をそそられました。

石田さんは小学生・中学生位の頃だったような気がしますがオリンピックを狙える位の水泳選手だったそうです。しかし確かお父様の台湾への転勤で日本代表への可能性が無くなってしまった(水泳選手以外の内容は書籍にはほとんど書いてなく、オリンピックの話などは以前、私がテレビで視聴した話です)らしいです。

その石田さんは水泳選手として欠落していたことがあったと言います。それは「争うことの意義が分からなかった」ことらしいです。不思議なことに、誰かより速く泳ぎたいとか、ライバルに勝ちたいと思ったことが一度もないとのこと。それより自分のベストを尽くすことのほうが、ずっと大事。昨日の自分より速く泳げればそれでいい。と書かれています。

 

 

また石田さんは女優なので役をいただくオーディションに出ることがあったらしいです。そこでも他者と闘うのではなく、「自分のベストを尽くす」ことが大切とおっしゃってます。

さらに印象的な言葉がありました。それは…。

「自分の価値は他人と比較することで生まれるものじゃない。自分自身に見出すもの。」

 

深いことおっしゃいますね。

でもやはり私、人と比較してしまう癖がぬけません。

皆様はいかかでしょうか?

この本には他にも「しなやかな頑固者でありたい」など石田さんの独特な姿勢・考えがうかがえて面白かったです。

 

セ・ジョリ ここちいい毎日

セ・ジョリ ここちいい毎日

 

 次回以降は

・『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書き溜めた「働くことの本質」』

・誰かが見ていてくれる

・『ざんねんな努力』

 

に関して投稿していきたいと思います。

今回もお越し頂きありがとうございました。